テスト管理ツールの TestRail を利用した障害管理の運用例を紹介したいと思います。
参考:シンプルなテスト管理ツール「TestRail」の紹介
障害管理について
まず、障害管理のワークフロー(Defect Life Cycle)を規定する障害レポートのステータスを追加します。
上部メニューの「ADMINISTRATION」をクリックし、右メニューの「Customizations」をクリックします。
下の方へスクロールすると、「Statuses」という項目があるので、そこにある「Unnamed」を編集してステータスを追加します。
参考:障害管理のワークフロー
次に、障害レポートに記載する内容(項目)を追加していきます。
同じく右メニュー「Customizations」の「Result Fields」の「Add Field」ボタンをクリックして追加します。
参考:障害レポートの内容
ただし、実際に TestRail に項目を追加して起票してみましたが、レポートがかなり見づらい感じになってしまいました。
どうも設定した内容は左側のカラムに表示されるみたいです。
ですので、障害レポートに記載する内容は右カラムのコメント欄を使った方が良いかと思います。
TestRail の障害レポート(障害報告、インシデント)は、当該テスト項目を実施するごとに発行する形(Add Result)になります。
とある障害に対して発行された1つのレポートをステータスを更新しながら追記していく、というよりも、ステータスの変化ごとに Add Result していく感じですね。
ちなみに、本サイトで定義した Defect Life Cycle や障害レポートの内容に沿って運用していみると、以下のような感じになります。
TestRail でここまでやるのは少々やりすぎな感じもしますね。
もう少し簡素なものにするか、ここでは結果だけに留めておき、外部の BTS と連携させた方が良いかもしれません。
参考:テスト管理ツール TestRail を利用したテスト実施の運用例
参考:テスト管理ツール CAT を利用した障害管理の運用例
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